治療の手順をご説明させていただきます。


【1】痛みの程度や部位、過去の疾患等を医療従事者として守秘義務にのっとり問診を進めて参ります。不安やストレスなど、間接的な事でも構いませんので、なんでもお話し下さい。問診後にどのように治療していくのか方向性を説明し、同時に治療箇所の確認を行います。

【2】治療箇所の確認を行った結果、鍼治療が必要な方へは必ず使用しても良いかをご確認いたします。

【3】鍼に対して不安のある方には、鍼治療とはどういったものか、また鍼治療による効果などもご説明いたします。

その上で鍼治療に抵抗のある方は遠慮なくお申し付けください。

いきなり鍼治療を行うことは致しません。

【4】実際に治療に入ります。整体治療によって身体の各部位の反応をチェックしてまいります。矯正可能な部位については関節を正常な位置に戻すことが必要になりますので、関節の柔軟性の把握をして安全性を確保した上で、簡単な部位から治療してまいります。関節の特性からしてポキポキと関節の矯正音が出る場合と出ない場合がありますので、安全性の考慮としてお任せ下さいませ。          

【5】治療中に痛みの原因箇所のご説明をさせていただきます。

【6】治療後は、身体の改善個所の説明と日々の生活で心掛けていただきたい事をご説明いたします。


大まかな流れとしては、【1】~【6】の順番で進んでいきます。

クライアントの希望によっては治療と並行してリハビリテーションも行っております。

主に、ご自身の体重を利用して行う方法と、器具を利用しての方法と大きく2つに分かれます。

そちらもお気軽にご相談ください。リハビリテーションの方もご自宅で実施できる簡単なリハビリ方法を紹介して、継続性を維持し筋肉や関節に意識をもって行うこと、安全かつ有効に実施できることが前提となります。 


最近の傾向としましては、無理のない程度のストレッチとリンパマッサージも組み合わせて治療効果を上げています。

 


 ≪リハビリテーションの例≫

左の膝に痛みのある選手がリハビリをし、痛みを取ったら筋肉のバランスが良くなりました。

 



≪鍼について≫

鍼にはいろいろな種類・長さ・太さがございます。

また、衛生管理上使い捨ての鍼を利用しておりますので、安心して治療をお受けになってください。

いくつかの治療パターンがあり、いきなり鍼を刺入したり粗暴な治療は致しません。

いろいろなクライアントの皆様がおり、鍼を使用しない方法で治療される方もいらっしゃいます。

手指の刺激量で十分な効果が得られる方は鍼を打つ必要もございません。

クライアントの中には筋肉組織の再生を図るため鍼を刺入した方が良い場合があります。

手指の治療では逆に筋肉組織を痛めてしまう可能性があるため、ご本人の体調に合わせて鍼治療を含めた総合治療を選択させていただきます。

また、こちらで初めて鍼治療をご経験なさる方や体力のない方には、美容関連の一番刺激量の少ない鍼で全身または痛みの箇所のみを治療なされる方も多くいらっしゃいます。

治療=即座に施術というわけでは全くございません。

十分ご説明やクライアントの話を聞いた上で治療に入らせていただくので、不安感を持たず起こし下さいませ。

 


 ≪整体治療において≫

整体治療は治療師によっては、施術幹部の痛みや炎症が更にひどくなってしまうことがあります。

むやみに骨を操作するのは非常に危険です。力の入れ方・タイミング・矯正角度など人それぞれ違いますので、より治療を安全に進めるためにも、無理して矯正をかけていかない・症状に合わせた選択肢を選ぶなどを基準に治療を進めております。

※二回目以降の治療において、その日の体調により反応するポイントが変わるため、状態に合わせた施術を組み立てて治療させていただきます。よって毎回同じ治療法とは限りません。安全性と有効性を一番に考えて治療をさせていただきます。