スポーツの世界は、皆さんに夢や希望を与え、そして勇気を育み素晴らしいことであると私も考えます。
プロにおいては結果が全て、アマチュアにおいては学びの一環ですので、努力してきた過程についても大いに評価されるべきものです。
身体には人それぞれ旬の時期(ピーク)があり、一番輝きを持つ時期が必ずあります。
その旬の期間が1年なのか3年なのか5年なのか10年なのか、非常に個人差が出てまいります。
選手として永遠に輝き続けることは不可能です。
ピークが過ぎても練習方法やプレイスタイルを変えることで、再びピークを呼び込む可能性があります。
そのためには、サポートしてくれるスタッフの意見を素直に受け入れ、総合的に自分を変える努力をすることが大切と考えます。
人それぞれ素質があり、高い素質を持ち、さらに日々たゆまぬ努力をした選手だけが最高峰のステージに上がれます。
それぞれの競技の基本練習を、身体面からと技術面からの両面から、より工夫された内容で徹底的に考えられた練習を行っています。
例えば、身体面だと競技に適応しやすくするために柔軟体操や基礎練習を何時間も繰り返し行います。
技術面だと、基本的な動作確認を、自身が納得するまで時間を割き行う。
根気強く勝利をイメージし、単純な練習を繰り返せる能力、これも素質です。
私の知る中では、かつて別のスポーツをしていた人がゴルフに転向し、大成功した選手がいます。
その選手は、基本動作を短期間で習得するため、その感覚を忘れないようガムテープでクラブと手を固定したまま毎日就寝したという話を聞いたことがあります。
また、その選手は日没で寒い中ウインドブレーカーを羽織り、真っ暗闇の中一人でパターを納得のいくまで繰り返して練習していた姿を私は見ました。
メジャーのステージには上には上がいて、その中での戦いなので、凄まじいものがあります。
過去の栄光にとらわれている選手や、自身を過大評価している選手には、「自分は低いレベルの選手ではない」「自分はもっと高いステージで戦える」とあまりに現実とのギャップがあり過ぎることもあります。
プライドだけで戦えるほどプロの世界は甘くないと、以前あるチームのコーチが選手に向かい発言しておりました。
なかなか結果のでない選手は、コーチ及びスタッフと相談し、このまま努力し続け、最高峰のステージまでにはどのくらいの年月が必要なのか、一度相談しても宜しいと思います。
どの大会においても優勝者はたった1名(1チーム)であること、この現実は不変的なものです。
高い素質を持つ選手がとてつもない努力をして最高峰のステージに上がっているのですから、なかなか結果のでない選手は相談が必要な時期なのかもしれません。
なかなか結果のでない選手の中には、高い潜在能力を持っているにもかかわらず、それに気づかない選手もいます。
練習の仕方が合っていなかったり、試合に対して結果を出せる練習やプレイができていない。
そういう選手は、環境やスタッフが変わることにより自身も競技に対する見方が良い方向に変わって、良い結果につながることもあります。
自身の固定概念だけではなく、コーチやスタッフ、周りの人の意見に耳を傾け、それを受け入れ、自身が変わる努力をすることも大切です。